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☆製茶体験教室~製茶編~☆

紅茶づくりを体験!


先週の土曜日、紅茶教室の生徒さん方と共に、豊橋にある『ごとう製茶』さんで
紅茶作りを体験をさせて頂きました。
愛知県内では、数件しか紅茶を製造販売していないので
こちらでの時間は、とても貴重なものとなりました



萎凋(いちょう)
↑前日に摘んで、萎れさせた一芯二葉の茶葉たち

メインは緑茶を製造されていますが、数年前から紅茶にも力を入れられ
このような製茶体験も始められたそうです。
茶葉の品種は、主に緑茶用として使われる≪やまかい種≫という
とてもカテキン含有量が高い茶樹の茶葉を使用し、無農薬栽培で
丁寧に愛情込めて作られています。


ここで、えっ??と思った貴方、
そうです、緑茶も烏龍茶も紅茶も、もとは同じお茶の樹からできているんですよ





作業場
↑通常こちらのマシーンで、緑茶や紅茶を製造していきます。


こちらが、製茶工程で使用する機械が置かれている作業場です。
私も実際に初めて目にするものばかりで、興味津々でした。






揉捻機
↑しおれさせた生葉を揉む揉捻機。


本来は、この揉捻機で葉にねじれを与えて細胞や組織をつぶして、葉汁を出していきます。
ここで、葉の表面から酸化酵素が出て、酸素に触れ活性化を始めます。
更に酸化発酵も始まる訳です。

緑茶は無発酵、烏龍茶は半発酵、紅茶はすべて発酵させます。
発酵の違いによって、お茶が分類されるのです





揉捻の手ほどき
↑機械を使わず、手で1時間かけて揉んでいきます。

機械だと、大体20分~30分のところを、今日は手作業で約1時間!
ごとう製茶のご主人に手ほどきを受け、汗をにじませながら
パンを捏ねるように、しっかり揉んでいきます。
そのうち葉汁が出て、泡だってくるまで揉むと
渋みが少ない紅茶が出来上がります。
この日は妊婦の生徒さんもいらっしゃって、旦那さまと交互に頑張っていました




発酵準備
↑濡れた布巾に包み、天日にあてて発酵を促します。

それぞれ持参した布巾を湿らせ、そこに揉み終えた茶葉を入れ包みます。
2時間ほど天日にあて、紅茶が大体35℃くらいになるまで発酵させます。
38℃を超えると、腐敗の方向へ向かい、腐敗臭がしてくるそうなので注意です





発酵後
↑布を広げると、紅茶らしい赤銅色に変色。

さて、食事やラベル作りや思いがけず茶摘み体験をしていたら
あっという間に発酵時間終了
開けてみると、緑色から紅茶らしい色へと変色し
甘みを持った香りも辺り一面に漂い、皆さんから歓声が沸き上がりました



そして、乾燥工程へ・・・





乾燥作業1
↑ホットプレートで、出来る限り乾燥していきます。

左が乾燥させる前、右が乾燥後。
カラカラになるまで、しっかり水分を飛ばしていきます。
要領は、焼きそばを焼くような感じで(笑)
中国紅茶に多い、黒っぽい色の茶葉になるんですね~。





乾燥作業2
↑仕上げに乾燥機で熱風乾燥!

保存が効く様、しっかり水分を飛ばす為に仕上げは乾燥機を使います。
この時間が、待ち遠しい





テイスティング1
↑出来上がったそれぞれの紅茶を、皆さんでテイスティング

さて、次々に出来上がってきました。
緑茶専用のテイスティングカップで、それぞれのお茶を試飲します。
同じ茶葉をつかっているのに、水色や味が変わるのは不思議。
揉み方が重要なポイントなんだと、身をもって実感しました





梱包
↑手作りラベルを貼って、梱包したら世界に一つだけの紅茶が出来上がり

生葉を一人175g使って、出来上がった重さは約55~60g。
しっかり水分を飛ばしているんですね。
それを袋詰めし、ラベルを張って密封していきます。
皆さん個性的なパッケージになって、まさにたった一つの愛情詰まった手作り紅茶




完成
↑丹精込めて作った紅茶に、皆さん御満悦

完成後、生徒さんと中央には茶園の奥様、後列右が旦那様にも入って頂き記念撮影
とっても嬉しそうな表情が印象的で、お茶での御縁に感謝しっぱなしでした。
また、いつもは紅茶を〈飲む愉しみ〉をお伝えしていますが、今回の様な〈作る愉しみ〉を
体感して頂けたことがとても嬉しかったです。
そこから、製造者のご苦労や美味しいお茶が出来た時の喜びを学んで頂けたら
この課外教室は大成功かな


引き続き
茶摘み編お茶を使ったお食事編もお楽しみに

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プロフィール

小川 忍

Author:小川 忍
SHINOBU OGAWA
10月生まれの天秤座。
2006年より 紅茶・フルート教室
「putney saloon」主宰。
八事教室、教育機関、出張教室等で活動。
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